角膜移植術

角膜は人体の中で唯一透明な組織で、物を見るうえではレンズとしての重要な働きをしています。
この角膜が混濁したり、変形してしまう病気では角膜移植が必要になります。

また緑内障などの別の病気から続発性に角膜が障害を受けて角膜移植が必要になることもあります。
佐藤裕也眼科医院ではアメリカアイバンクの協力のもと、角膜移植を施行しております。

羊膜移植術

羊膜は、お母さんのお腹の中で赤ちゃんを包んでいる膜です。
この羊膜は傷を治す作用が強いこと、炎症を抑える作用が強いこと、ほとんど拒絶反応のような炎症を起こさないことなどにより、眼科の領域にも応用されています。

現在、再発翼状片の治療や角膜潰瘍などの眼表面の治療には欠かせないものになりつつあります。
佐藤裕也眼科医院では専用の極低温冷凍庫(-80℃)を設置し、羊膜の厳密な管理のもとに治療をおこなっております。

ドライアイ

ドライアイといっても様々な原因があります。
水分が足りないタイプ、油の成分が足りないタイプ、長時間のコンピューター作業などの外的要因によって増悪したタイプなどがあります。

治療もその原因によって異なりますが、点眼、涙点プラグ、自己血清点眼、ドライアイ眼鏡などがあり、患者さんの症状、原因によってこれらをうまく組み合わせて治療していきます。
患者様の症状が改善されて眼が潤ってくると、瞳も輝き表情も明るくなってくるようです。

小島 隆司

岐阜赤十字病院 眼科部長
小島 隆司

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角膜外来日記

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